本文へジャンプ

Pikara by STNet

他社の速度測定サイトについて

測定結果の違いの要因

他社がインターネット上に設置している速度測定サイトでの測定結果は、様々な要因により低下いたします。以下に代表的な要因を説明します。



point1 パソコンスペック
速度測定サイトの測定結果は、パソコンのCPU、メモリ容量、LANカードのスペック、OSの種類など様々なパソコンのスペック(性能)の影響を受けます。高速なCPUや新しいOSを搭載しているパソコンの方が測定サイトの結果が良くなる傾向があります。
ブロードバンドルータをーお使いの場合は、ブロードバンドルーターのスペックによる影響も受けます。(参考1)



point2 経路の混雑、経由するノード数
速度測定サイトの測定結果は、その速度測定サイトまでにあるネットワークの混雑具合、また、サーバーまでに通過する機器の数な どの影響を受けます。インターネットがよく使われる時間帯では、速度測定サイトのサーバーまでの経路が混雑している可能性があり、測定結果が悪くなることも あります。
※ 弊社では、弊社のネットワーク内で混雑などが発生しないように、計画的に設備を増強しております。



point3 測定サーバーの負荷
速度測定サイトの測定結果は、その速度測定サーバーの負荷の影響を受けます。速度測定サーバーは、多くのインターネットユーザー から利用されておりますので、サーバーの負荷が高くなっている状況では測定結果が悪くなることがあります。サーバーの負荷が低い時間帯で測定するなど時間帯を変えれば、測定結果が向上する可能性があります。



point4 測定サイトまでの距離
速度測定サイトの測定結果は、速度測定サイトまでの距離に影響を受けます。速度測定サイトでは、測定時のスループットを計測しています。スループットの理論値は次の式で求めることができます。
つまり、往復遅延時間が大きくなるとスループットは低下します。

多くの測定サイトは東京に設置されていますが、高松から東京までの光ファイバーの距離は約1,000km程度あり、光ファイバーを信号が伝わるだけで、往復10ms程度かかります。実際にはこの他に、東京までの数々のルーターやスイッチなどの装置を経由することによる遅延も加味されますので、測定サイトとの間の往復遅延時間は光ファイバーでの遅延も合わせると20ms程度かかります。

スループットを受信バッファー容量[RWIN]と往復遅延時間[RTT]の関係で表すと、次のグラフのようになります。

※RWINサイズを拡大することにより、パケットロスが発生した場合に逆にスループットが低下する可能性もありますので、拡大する場合はご注意願います。
(詳しくはコチラ
往復遅延時間の影響で、測定サイトの測定結果が遅くなる場合には、複数台のパソコンで同時に速度測定することにより、近似的にスループットを測定することもできます。(参考2)



point5 パソコン設定
速度測定サイトの測定結果は、パソコンのTCP/IPの設定に影響を受けます。次に代表的なTCP/IPの設定値(RWIN(受信バッファ容量)やMTU(最大送信データサイズ))について説明します。なお、パソコンのTCP/IPの設定変更についてはOSのレジストリの書き換えを伴いますので、弊社ではその方法についてご案内しておりません。設定変更の場合は、お客さまの責任において実施して下さい。

RWIN(受信バッファ容量)
インターネットにおける通信は、データの送り元(webサイト、速度測定サイトなど)から、受信先(パソコン)まで送る場合、送信したデータの確認応答を受信してから次のデータを送信します。このため、距離が遠く往復遅延時間()が大きなサイトとの通信では、一度に受信できるデータ容量を示すRWINの値を適切に設定することにより、スループットを向上させることが可能です。(図1)

ただし、RWINの値を大きくした設定した場合は、パケットロスなどが起こった際に、再送処理に時間がかかり、結果的にスループットが低下する可能性もありますので、ご注意下さい。 (図2)

なお、パソコン側のRWINを大きくしても、測定サイトのサーバーの設定が大きいRWINを許容していない場合は、サーバー側で設定されている値が使用されますので、スループットの向上に寄与しない場合があります

MTU(最大送信データサイズ)
送信パケットの最大サイズを適正にすることにより、スループットが向上する可能性があります

<送信パケットの最大サイズが小さい>
パケットの分割,組み立て回数が多いだけでなく、ネットワークの交換装置での交換処理回数が多くなり、速度が低下します。
<送信パケットの最大サイズが適正>
パケットの分割,組み立て回数が少なくなると共に、ネットワークの交換装置での交換処理回数が少なくなり、速度が向上します。
<送信パケットの最大サイズが大きい>
ネットワークで定める最大パケットサイズを超えると、ネットワークの途中でデータの分割が行われ、速度が低下します。また、分割したデータを許可しないサーバー等もあり、通信できないことがあります。

弊社ネットワークで設定可能なMTUの最大値は1492byteです。ただし、相手サイトまでの経路上に小さいMTU値を設定しているルーターなどがある場合は、通信できないことがありますので、弊社としては1454byteをお勧めします。


測定結果の違いの要因


【参考1】
ピカラ光ねっとでは、インターネットに接続するためにPPPoEと呼ばれるプロトコルを利用しています。ブロードバンドルーターでのPPPoE処理はブロードバンドルーターの負荷を高めますので、スループットに影響を与えます。ルーターメーカーが当該ルータのPPPoE接続でのスループットを公開している場合がありますので、そちらをご覧下さい。その値が速度測定結果の上限値となります。ルーターメーカーが当該機器のPPPoE接続でのスループット公開しておらず、FTPや測定器によるスループットしか公開されていない場合は、一般的にPPPoE接続でのスループットはそれより小さくなります。ブロードバンドルーターに関する詳細は、メーカーにお問い合せ下さい。



【参考2】
パソコンを複数持っておられる方は、複数のパソコンから別々の速度測定サイトに同時に速度測定することで、その合計値からスループットの近似値を測定することもできます。
①1台のパソコンで速度測定した場合
②2台のパソコンで同時に速度測定した場合
擬似的速度測定結果= 30Mbps + 30Mbps =60Mbps

※上記測定結果はブロードバンドルーターのスペックにも影響を受けます。